ネットワーク型放射線検知
スマートシールドG300はスマートフォンサイズの小型放射線検知器です。複数台をネットワーク化することで、広い範囲の放射線量をリアルタイムに地図上で把握することができます。異変があれば即座にすべてのオペレーターに警報を通知します。放射線源の同位体の種類もその場で確認できます。スマートシールドは、自動で測定した放射線情報を記録蓄積していきます。非常に小型ですので、例えば警備員がスマートシールドを通常警備中に装着することで、移動した箇所の放射線情報を常に把握し蓄積でき、核施設防護や核テロ対策、ホットスポットの発見などや非常時のゾーニングに役立ちます。スマートシールドで検知した情報内容をさらに詳しく表示できるBCU(ベースコントロールユニット)で管理することにより、異変が起きた場合、いつどこでどのような状況が発生したのかデジタルデータで正確に確認する事ができ公的な記録として活用することができます。
スマートシールドの仕組み
- スマートシールドの放射線検知器は常時放射線量をマッピングし情報を蓄積します
- 収集されたデータは中央データ管理で集中管理されリアルタイムで他のスマートシールドにも反映されます
- スマートシールドに反映されたデータは地図上にマッピングされ各端末の画面で確認する事ができます
スマートシールドの運用例
- ホットスポットを地図上で把握できる事で適切な除染活動や避難活動をサポートします
- 巡回警備時に携帯することで、放射線量を自動的に測り異常があればオペレーター全員に通知されます
- 核施設の入退出や車両検査などのチェックポイントや国境管理でも使用できます
- 国際会議やスポーツイベント、コンサートなどテロのターゲットとなる混雑した状況下でも全体像を把握できます
- 放射線についての記録を自動で蓄積しているので、後から詳細な情報を使用できます